「お墓の引っ越し」「墓じまい」をしたいという人も増えています。「お墓の引っ越し」のことを「改葬」といいます。
改葬は、以下の4つの流れのことをいいます。
- 既に建っているお墓から遺骨を取り出す。
- もとのお墓を撤去し更地に戻す。
→ 一般的にこの②の部分を「墓じまい」と言っています。
- 新しい墓地にお墓を建てる。
- 遺骨を納める
美墓ネットでは、墓じまい、改葬のお手伝いもさせて頂いております。まずは、ご希望をお聞かせ下さい。
料金 各々60,000円~/㎡(税込)
現地確認・お打ち合わせの上、お見積りいたします(見積無料)
- メール・お電話でのお問い合わせ
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- ※お墓の撤去費用は、面積=石の量、墓石数、樹木の有無、接道、土葬などで変わって参ります。
ご依頼から作業の流れ
- 見積依頼
- メール、電話からお問い合わせください。
お見積は無料です。お気軽にご相談下さい
- 現地確認・見積作成
- 現地を確認させて頂き、お見積を出させて頂きます。
プロの目から見たご提案もさせて頂きます。
- お打ち合わせ
- お見積にご満足頂けましたら、必要に応じて石の種類、デザインなどのお打ち合わせをさせて頂きます。
- 作業・納品
- 施主様から寺院様、霊園管理者様に作業予定日をご連絡を入れて頂きますようお願いしております。
その上で、作業を行い、仕上がりをご確認頂きます。
- ご請求・お支払
- ご請求書は、イオ株式会社より、作業完了後3日~5日を目安に郵送させて頂きますので、指定の銀行口座へ発行から14日以内にお支払いをお願いします。振込手数料はお客様のご負担となります。
改葬(お墓の引っ越し)のタイプ
お墓の引っ越しには、次の4つのタイプがあります。
どのパターンを選ぶかで、新しい墓地の選択の幅も違ってきます。
- A古い墓から、遺骨だけでなく墓石まで丸ごと、新しい霊園に移送する
移転先の霊園がそもそも元の墓石を受け入れてくれるかどうか、敷地の大きさが合うかなど、制約が大きくなります。
- B遺骨だけをすべて移転し、墓を撤去する
一般的には、このやり方が多くなっています。
お骨の移し先は、普通に新しくお墓を建てる以外にも、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、散骨、手元供養などがあります。
- C複数ある遺骨(骨壺)から、その一部だけを移転する
元の墓は残すことになるので、それを今後どう維持していくかも決める必要があります。
- D骨壺のなかの遺骨の一部だけを移動する「分骨」をする
お墓の引っ越しの手順
法的な手続きはA~Cは同じですが、Dは異なり、いまある墓の管理者から「分骨証明」を発行してもらう必要があります。
具体的な作業は、タイプやケースのよって、墓の移送の有無や、遺骨が多くて新しい墓に入りきらない場合にパウダー状に細かく粉骨するかどうかなど、必要な作業が変わってきます。
分からないことがあれば、ご相談下さい。
民間霊園や寺院墓地の場合、墓石撤去工事や新たな設置工事ができる業者が、規約で「指定業者」として決められている場合があり、美墓ネット提携石材店が出入りできない場合もございますので、墓地管理者に確認して下さい。
現在の墓
引っ越し先の墓
新しい墓を決める
【墓所使用承諾証】あるいは【受入証明証】の発行
- 新しい墓の管理者(宗教法人など)から発行してもらう書類。使用者の住所氏名、墓の場所(区画)、面積、使用料などが書かれている
【改葬許可申請書】の作成
- 現在墓がある市区町村で書類を入手し、死亡者の本籍や改葬の理由などを記入。改葬者(骨壺の数)が複数あるときは、複数分の書類を作成する。1枚に書き込める市区町村と、複数枚書類を用意しなくてはいけないところがあるなど書類型式が市区町村ごとに異なるので注意が必要
- 用紙は市区町村のホームページから入手できるところが多く、郵送でも入手できる
墓地管理者の署名捺印をもらう
- 改葬許可申請書に管理者の承認をもらう。市区町村が管理者に対して、【埋蔵・収蔵証明書】の発行を求める自治体もある
- 檀家を続けるのか抜けるのか、撤収の際の供養(閉眼法要)をどうするかなどを話し合っておく
【改葬許可証】の交付
- 市区町村で【改葬許可申請書】と、引っ越し先でもらった【墓所使用承諾証】または【受入証明証】を提出すると、【改葬許可証】を即日発行してくれる
墓じまいの工程遺骨の取りだし
- 「閉眼法要」「魂抜き」と呼ばれる式を挙げることが多い。遺骨は自宅や引っ越し先の墓地に仮安置する
新しい墓へ納骨
- 発行してもらった【改葬許可証】と、【墓所使用承諾証】または【受入証明証】を提出してから納骨。「開眼法要」「魂入れ」といった式が挙げられることも多い
お墓の引越しの費用
費用は、引っ越しのタイプがどのようなものになるかで大きく変わってきます。
Aのようなタイプを選択した場合には墓石移送費用が必要となります。
Bタイプを選んで新しい墓を建立すれば、その費用が必要になります。ロッカー式の納骨堂に納めるのであれば、お墓を建立するよりも費用が抑えられます。
実際の発注に当たっては、できれば複数の業者から費用見積もりを出してもらいましょう。
撤去する側のお墓
- 撤去費用
- 支払先石材店
- 相場10万~50万
- 更地戻しが原則です。
霊園によっては、出入りの石材店を指定している場合もあるので事前確認が必要です。墓の他に樹木があったり、接道が悪かったり、土葬の場合などは金額が高くなります。
- お布施
(閉眼供養)
- 支払先宗教法人
- 相場事前確認
- 墓石から魂を抜く「閉眼供養」の法要費です。また、寺院によっては、離檀料がかかるケースがあります。
- 事務手数料
(ご自分)
- 支払先役所
- 相場数百円
- 改葬許可申請書、改葬許可証の発行手数料です。
自治体によって異なるが数百円程度です。
- 事務手数料
(代行依頼)
- 支払先代行業者
- 相場3万~5万
- 役所の手続きを業者に代行を依頼すると、それなりの費用が発生します。別途交通費を請求される場合もあります。
- 運送費
- 支払先石材店・運送業者
- 相場10万~20万
- 墓石を移送する場合の費用です。墓石は重量物ですので、それなりの費用がかかり距離によって価格が変わります。
引越し先のお墓
- 墓工事代金
- 支払先石材店
- 相場20万~100万
- 搬送された墓石を再度組み立てる作業です。
基礎の状況、墓地の面積、石の大きさ接道状況などで変わります。
面積が異なると石の加工をしないと収まりませんので、そういった費用がかかる場合もあります。
- お布施
(開眼供養)
- 支払先宗教法人
- 相場事前確認
- 霊園の運営、形態によって異なります。
「美墓ネット」は、全国に提携石材店が有りますので、提携石材店が所在しているエリアであれば、現在のお墓の墓じまいと引っ越し先での設置を同時に承ることも可能です。
もちろん、役所への申請代行も承っております。